世界銀行は、加盟国の政府・政府機関、または自国政府の保証を受けることのできる民間機関に対し、融資、保証、および技術協力を提供します。このうち、開発政策支援融資は、途上国の大規模な政策改革を支援します。また、プロジェクト融資は、貧困削減と持続可能な開発のための広範な活動に資金を提供します。プロジェクト融資を受けた機関は、機材、機器、土木工事、およびコンサルティング・サービスを発注します。各プロジェクトにも数百のビジネス機会が存在し(数千ドルから数千万ドルまで)、世銀や借入国による機材・サービスの購入(調達)方法も多岐にわたります。
世界銀行東京事務所では、このようなビジネス機会における競争入札にご関心をお持ちの皆様を対象に、世銀プロジェクトの仕組み、プロジェクトや競争入札に関する情報の入手・活用方法などについての基本的な知識・ノウハウをわかりやすくご説明する「世銀プロジェクト 入門ワークショップ」を開催しました。個別のご質問やご不明な点にできるだけ深く対応するため、本ワークショップは定員16名です。第2回(内容は同じ)の開催日時が決まりましたら、お知らせします。
- 当日の発表資料 (PDF)
- コンサルタント選定ガイドライン (PDF)
- 調達ガイドライン (PDF)
- ウズベキスタン国別パートナーシップ戦略(CPS) (英語)
- ウズベキスタン・カントリースナップショット (PDF, 英語)
- PID事例 (英語)
- PAD事例 (英語)
- 融資合意事例 (英語)
- 調達計画事例 (英語)
講師
池上隆夫
世界銀行東京事務所ビジネスインフォメーションアドバイザー
1989年からトラストファンドコンサルタントとしてアフリカ局技術部に勤務。域内の上下水道融資プロジェクトに従事。1992年に欧州中央アジア局(ECA)に上下水道エンジニアとして異動。1997年から2004年までPAS(Procurement Accredited Staff)としてECAの上下水道プロジェクトの調達業務に従事。その後再び上下水道融資業務のタスクマネージャーとして数々のプロジェクトを担当。2010年に東アジア局に異動、上下水道、洪水対策の融資、調査、助言業務のタスクマネージャーを務める。
同志社大学法学部、カナダ・マギル大学大学院修士課程(社会学)を卒業後、国際労働機関(ILO)、国連食糧農業機関(FAO)、経済協力開発機構(OECD)、世界銀行、アジア開発銀行(ADB)で一貫して人事管理・採用に従事。2013年より再び、世界銀行の上級採用担当官に就任し、日本人採用やヤング・プロフェッショナル・プログラム(幹部候補生採用制度)を担当。著書に「世界で損ばかりしている日本人」(ディスカ |