来る2月18日(火)、「本音で語る―自然資本要人との膝詰め意見交換会」を開催します。大気や水、土壌などの「自然」や生態系を、価値を生み出す資本、企業経営を支える資本とみなす「自然資本」の考え方が広まりつつあります。こうした中、自然資本の最先端を行く人々が来日する機会をとらえ、本音で語り合う意見交換会を開催することになりました。
世界で自然資本の潮流が始まっているのはなぜか。日本も取り組まないといけないのか。どのように企業の社内外を巻き込み、取り組めばよいのか。標準化の動きはあるのか―この分野を牽引するエキスパートや政府関係者らと、これからの自然資本経営について議論できる、めったにない機会です。同時通訳がつきます。ふるってご参加ください。
プログラム(敬称略)
14:30~14:40
挨拶、趣旨説明 世界銀行駐日特別代表 塚越 保祐 ほか
14:40~17:00
意見交換会
自然資本に関する3つのテーマの順に意見交換を進めます。
各テーマでは、話題提供者に話題提供とご意見をいただいた後、
議論や意見交換を進めます。
議論の進行役
CIジャパン代表理事 日比 保史
日経BP環境経営フォーラム(EMF) 生物多様性プロデューサー 藤田 香
話題提供者
CI理事 TEEB研究 リーダー パバン・スクデフ(GISTアドバイザリー CEO)
世界銀行 上級環境エコノミスト グレン・マリー・レンジ
スイス ネスレ社 持続可能性ステークホルダー・エンゲージメント部長 ダンカン・ポラード
CIアメリカ部門開発ディレクター ヘレナ・パブセ(TEEBブラジルコーディネーター)
環境省他、政府関係者(調整中)
テーマ 1
自然資本は企業経営になぜ必要なのか?
本当に取り組むべきなのか?
欧米ではなぜ大きな潮流になろうとしているのか?
テーマ 2
自然資本経営にどのように取り組めばよいのか?
社内での体制作りや経営者への説明はどうしたらよいのか?
消費者に生物多様性や自然資本への取り組みをどうコミュニケーションしたらよいのか?
テーマ 3
自然資本をどのように測ればよいのか?
自然資本や生物多様性の評価にはいろいろな手法があるが、どのように活用したらよいのか?
企業レポーティングとの関係性や、今後の標準化の動きはあるか?
17:00~17:30
総括
※ 2/17(月)に本意見交換会の話題提供者らが参加する、国際シンポジウム「自然資本と企業・自治体経営」が開催されます。
こちらのシンポジウムも参加いただけると、より理解が深まります。
国際シンポジウム「自然資本と企業・自治体経営」
関連リンク
コンサベーション・インターナショナル
コンサベーション・インターナショナル (CI) は、科学、パートナーシップ、フィールドでの実践を通じて、地球の生物多様性と自然を持続的に守ることにより、人々の暮らしの向上を目指しています。
日経BP環境経営フォーラム
日経BP環境経営フォーラム (EMF) は、日経BP社が事務局を務める任意組織で、環境経営を進める約150の企業や自治体が参加しています。事務局は、参加団体の環境・CSRの取り組みを記事として発信したり、環境経営に関するセミナーを開催するなど情報収集を支援したり、環境ブランド調査などの調査・分析を行っています。
世界銀行
世界銀行 (WB) は、188か国の加盟国からなり、貧困削減と持続的成長の実現に向けて、途上国政府に対し融資、技術協力、政策助言を提供する国際開発金融機関です。
趣旨説明 開会挨拶
パネルディスカッション
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塚越保祐 世界銀行駐日特別代表 愛知治郎 財務副大臣兼復興副大臣 セサール・プリシマ フィリピン共和国財務長官 秋葉慎一郎 株式会社 東芝 執行役上席常務 コミュニティ・ソリューション社 社長 (パネリスト五十音順、敬省略)
田中明彦 独立行政法人国際協力機構(JICA)理事長
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趣旨説明 開会挨拶
パネルディスカッション
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塚越保祐 世界銀行駐日特別代表 愛知治郎 財務副大臣兼復興副大臣 セサール・プリシマ フィリピン共和国財務長官 秋葉慎一郎 株式会社 東芝 執行役上席常務 コミュニティ・ソリューション社 社長 (パネリスト五十音順、敬省略)
田中明彦 独立行政法人国際協力機構(JICA)理事長
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