世界銀行は、年2回「世界経済見通し」を発表し、世界経済成長率や途上国への影響を予測していますが、このたび1月15日に発表された最新版の内容を発表するセミナーを開催いたします。
同報告書主要執筆者のアンドリュー・バーンズから、アメリカの量的緩和の規模縮小による途上国経済への波及、新興国経済が世界全体に及ぼす影響、各地域経済の成長見通しに加え、金融マーケット、貿易、為替相場、一次産品市場等の動向についてもご説明します。また、早稲田大学アジア太平洋研究科教授、日本経済研究センター特任研究員の浦田秀次郎氏をコメンテーターに迎え、最新データから分析したコメントをいただきます。
皆様のご参加をお待ちしております。
プログラム
- 開会挨拶
塚越保祐 世界銀行駐日特別代表 - 講演
アンドリュー・バーンズ 世界銀行開発見通しグループマネジャー - コメント
浦田秀次郎 早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授、日本経済研究センター特任研究員 - 質疑応答
アンドリュー・バーンズ
世界銀行開発見通しグループマネジャー
世界銀行開発見通しグループマネージャー兼局長代理で「世界経済見通し」主要執筆者。世界銀行入行以前は、経済協力開発機構(OECD)においてチェコ共和国、ハンガリー、ポーランド、フランスの経済調査、加盟国の労働市場評価等を担当。また、カナダ経済審議会で労働市場とマクロ経済について研究した経験を持つ。カナダのマニトバ大学、マクギル大学の学位保有。
浦田 秀次郎(URATA Shujiro)
早稲田大学大学院アジア太平洋研究科・教授
日本経済研究センター特任研究員
東アジア・ASEAN経済研究センター(ERIA)シニアアドバイザー、経済産業研究所ファカルティフェロー兼任
経済学博士。専門:国際経済学。慶應義塾大学経済学部卒業、スタンフォード大学経済学部修士号・博士号取得。ブルッキングズ研究所研究員、世界銀行エコノミスト、早稲田大学社会科学部教授を経て、2005年4月より現職。主な著書:「新興国からの挑戦:揺らぐ世界経済システム」(共編著、日本経済出版社、2011年)「グローバリゼーションとアジア地域統合」(共編著、勁草書房、2012年)「日本のTPP戦略:課題と展望」(共編著、文眞堂、2012年)等