2013年2月14日、東京-世界銀行東京事務所は、世界銀行と日本のコンサルタント企業との連携強化を進めています。今回は、来日中のアフリカ地域総局スピー・テラバニンソルン交通セクター担当マネージャーが、日本の開発コンサルタント等との勉強会を開き、アフリカにおける交通運輸セクターの主要課題を紹介するとともに、意見交換を行いました。
テラバニンソルン局長は、アフリカのプロジェクトには多くのビジネスチャンスがあり、かつ入札企業数が他地域と比較して少ないため、より多くの日本企業の参加を期待したいと説明しました。また、世銀は、契約方式において、アウトプットベースのアプローチや維持管理も建設契約に含めるなどの工夫を通じて、民間の活力を導入したいと考えており、日本企業の活躍の場所としての期待を表明しました。
今年6月には、第5回アフリカ開発会議 (TICAD V)が横浜で開催され、日本企業のアフリカの開発ビジネスにおける活躍も期待されています。世銀東京事務所は、池上隆夫ビジネス・インフォメーション・アドバイザーを中心に、日本のコンサルタント企業が世銀のアフリカにおける開発案件にかかわることができるよう支援してまいります。