ウェンツァイ・ジャン
専務理事 兼 世界銀行グループ最高総務責任者
(202) 473 7660
2024年3月に世界銀行グループ専務理事兼最高総務責任者(MDCAO)に就任。予算計画・戦略、情報技術(IT)、不動産管理、セキュリティ、一般サービス、健康安全、企業調達、シェアードサービス、企業リスク管理など、世界銀行グループ(WBG)全体に中核的なサービスを提供する部門を統括。また、制裁制度の管理支援も担当。さらに、WBG幹部チームの一員として戦略的議論に貢献。
公共部門管理、国際経済・開発、国際的な開発銀行での豊富な経験を持つ。入行前は中国輸出入銀行副総裁として、戦略立案・実施、予算・会計、ソブリン業務、海外160カ国以上のビジネス開発を監督。また、国際会計基準とその持続可能性戦略を開発、推進する国際財務報告基準(IFRS)財団の評議員も務めた。
それ以前は中国農業開発銀行(ADBC)副総裁、アジア開発銀行(ADB)副総裁として南・中央・西アジアの業務を指揮するとともに、知見共有と革新技術の導入を促進。
また、中国財政部で対外経済協力局と国際経済金融協力局の局長など要職を歴任。
この他、ADB中国代表理事、国際農業開発基金(IFAD)中国総務代理、新開発銀行(NDB)の中国理事、アジアインフラ投資銀行(AIIB)の中国理事を務めた。
中国財政部の世界銀行局で、世界銀行グループ中国代表理事のアドバイザーとしてキャリアをスタートする。中国社会科学院で経済学博士号を取得。
「世界銀行グループの中核サービスを提供することにより、居住可能な地球で貧困を撲滅するというグループのビジョンが実現可能となる」