世界各地の専門家約200人で構成される世界銀行法務局（LEG）を統括。融資、アドバイザリー・サービス、加盟国との関係、業務政策、開発金融、信託基金、パートナーシップ、制裁及び汚職防止等、世界銀行の業務活動における法的側面の全体的な調整と管理を統括。また、財務リスク、財務報告、資金調達、債券発行、資産管理に関係する組織全体の財務機能の法的側面を監督し、人事、調達、情報通信技術、倫理、対外関係に関する法的助言を提供するとともに、グループの訴訟および統治を統括。さらにグループの法律顧問として世界銀行グループの全5機関にかかわる法的課題とリスクの調整を担当。

世界銀行グループの総務会、理事会、総裁および上級マネジメント・チームに対する法律、リスク、政策についての主席アドバイザー。

直前の2019～22年まで、世界銀行グループのグループ機関で民間セクターを支援する国際金融公社（IFC）の副総裁兼法律顧問。それ以前はアジア開発銀行（ADB）の法律顧問、米法律事務所オリック・ヘリングトン＆サトクリフでアジア担当マネジング・パートナー兼マネジメント・コミティーのメンバー。

世界銀行グループ法律顧問として、インパクトの高い成果重視のイノベーションに緊迫感をもって注力し、グループの使命達成に向け効率的かつ有効な支援とアイデアの確実な提供に専念。