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専務理事兼世界銀行グループ最高財務責任者(CFO)として、財務報告、世界銀行グループのリスク管理、国際開発協会(IDA)等の資金動員を統括。
資金調達は、世界銀行が規模と効率性を高め、優れた組織となるための改革プロセスの中核を占める。プロセスの一環として、チームとともに一連の改革と金融イノベーションを主導する一方、内部プロセスの合理化、貧困国向け資金提供の迅速化を促進。この1年間、財務チームは世界銀行のバランスシートを拡大し、トリプルAの信用格付けを維持しつつ、新たな手法を駆使して融資能力を数百億ドル規模で拡大。また、融資のあらゆる側面に借入国中心のアプローチを浸透させるべく、最も困難な世界的課題に取り組むプロジェクトの支援のために、償還期間を延長し、融資額を増額した新商品を導入。
開発目標の達成のためには、民間部門を含むパートナーシップの強化が不可欠であると確信。現在の優先事項は、世界銀行の基金で最貧国に暮らす数百万人の命をつなぐ資金を提供するIDAの第21次増資(IDA21)。
個人向け並びに法人向け金融サービス、国際金融、外国為替などで35年以上の経験を持つ。財務、リスク、業務、規制遵守など多岐にわたる分野でリーダーシップを発揮。
2019年10月に世界銀行グループに入行する前は、2018年9月から2019年8月までインドステイト銀行(SBI)のマネージング・ディレクター兼取締役として、リスク、コンプライアンス、ストレス資産ポートフォリオを直接に統括する立場から、同行全体のリスク管理を強化しつつ投資機会の創出を主導。
2015年から2018年まではSBIの副マネージング・ディレクター兼最高財務責任者として、380億ドル規模の収益管理と5,000億ドル規模の資産管理を担当。組織を統括する立場から、資本基盤の大幅増強やSBIの長期的な持続可能性の実現に注力。
インド出身、レディーシュリーラムカレッジフォーウィメンで経済学の優等学士、デリー大学経済学院で経済学の修士号を取得。