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プレスリリース2011年2月17日

山陰合同銀行が2回目の「グリーンボンド」を購入

(共同リリース:株式会社 山 陰合同銀行、 世界 銀行、 JP モルガン証券株式会社)

山陰合同銀行が 2 回目のグリーンボンド投資を実施

2011年2月17日 東京ー株式会社 山陰合同銀行(本社: 島根県松江市、頭取: 古瀬誠)は、途上国での地球温暖化問題に対処 するプロジェクトのために世界銀行(国際復興開発銀行、本社: ワシントン D.C.、格付け Aaa/AAA)が 発行する私募債券「グリーンボンド」に米ドル建てでの投資を実施しました。本件は同行が 2010 年 11 月に行った豪ドル建ての投資に続いて 2 回目の社会貢献型債券投資になります。

グリーンボンドは世界銀行が 2007 年に開発した金融手法であり、グリーンボンドの投資家は世界銀行 を通じて最高位の信用格付を持つ債券に投資して金利を受取りながら、地球温暖化問題への対策事 業に資金を振り向けて社会貢献事業を支援することが可能になります。これまでに累計約 19 億米ドル のグリーンボンドが世界銀行により発行されています。

山陰合同銀行は「森林保全活動」・「ごうぎんチャレンジドまつえ」・「ごうぎん一粒の麦の会」など多くの 社会貢献活動に取り組みしております。グリーンボンドへの投資も社会貢献型の金融投資として、預金 者の皆様からお預かりした外貨預金を有効に活用できる安定的運用資産と考えており、昨年 11 月の 豪ドル建ての投資(発行総額 3 千万豪ドル・約 24 億円)に続き、今回、米ドル建ての投資(発行総額 3 千万米ドル・約 25 億円)を実施しました。

世界銀行 財務局駐日代表の有馬良行氏は本件に関して以下のようにコメントしました。 「これまで、グリーンボンドの趣旨にご賛同いただいた多くの本邦機関投資家の皆様にご支援を頂いて おりますが、このたび山陰合同銀行様より、昨年に続き 2 度目のご投資を頂くこととなり、大変感謝し ております。債券発行体が借入れた資金の使途について、皆様のご関心が一段と高まる中、資金を責 任を持って運用し、金利以上の付加価値をつけて皆様にお返しすることは世界銀行の使命です。今後 とも皆様のご支援にお応えできるよう努力して参りたいと思います。」

私募債券の引受幹事には前回に引き続き J.P.モルガンが起用され、引受・発行事務を担当しています。

発行の概要
発行体: 世界銀行 (国際復興開発銀行)
発行通貨: 米ドル 発行総額: 3 千万米ドル(約 25 億円)
決済日: 2011 年 2 月 17 日
満期日: 2016 年 2 月 17 日
券面額: 1 百万 米ドル
主幹事: J.P. Morgan Securities Ltd

世界銀行について
世界銀行(通称 IBRD:International Bank for Reconstruction and Development) は、1944年に設立が合意された国際開発金融機関で、現在188の加盟国が出資し運営しています。IBRDは加盟国への貸出・保証に加え、リスク管理サービスおよび分析・助言サービスも提供し、加盟国の公平で持続可能な経済成長と環境保全を両立しつつ、世界の貧困を削減することを目指しています。最終的な目標は、貧困を撲滅し世界中の人々の生活水準を改善することです。貸出資金を調達する(借入れる)ために、世界銀行は60年以上にわたり国際資本市場で債券を発行しています。詳しくは世界銀行財務局のウェブサイトをご覧ください。

 

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