イベント
世界銀行セミナー「最貧国における食料と栄養の安全保障強化に向けて:世界農業食糧安全保障プログラム(GAFSP)の取り組み」
2016年10月28日東京


現在、世界では8億人以上が急性または慢性的な栄養不良を余儀なくされており、「隠れた飢餓」とされる微量栄養素欠乏状態にある人口は20億人にのぼるといわれています。

本年5月、G7伊勢志摩サミットで発表された「食料安全保障と栄養に関するG7行動ビジョン」では、農業部門の成長の促進、食料安全保障及び栄養の取組強化が、持続可能な開発のための 2030 アジェンダ全体の達成のために必要であるとし、女性のエンパワーメント、人間中心のアプローチを通じた栄養の改善、並びに農業とフードシステムにおける持続可能性、強靱性の確保の分野において、協働して進める行動を特定しています。

この度、G7伊勢志摩サミットのフォローアップとして開催される「G7食料安全保障・栄養に関するG7国際シンポジウム」に参加するニコラ・ダイヤー世界農業食糧安全保障プログラム(GAFSP)プログラムマネージャーより、最貧国の農業・食糧安全保障計画を支援するための多国間メカニズムであるGAFSPが行っている飢餓、栄養不良の撲滅に向けた取り組みをご説明します。また、榎本雅仁 国際協力機構(JICA)上級審議役からは、アフリカ開発会議(TICAD)で立ち上げられた日本が主導する食と栄養のアフリカ・イニチアチブ(IFNA)についてご紹介いただきます。

プログラム

開会

塚越保祐 世界銀行グループ駐日特別代表

講演

ニコラ・ダイヤー 世界農業食糧安全保障プログラム(GAFSP)プログラムマネージャー

当日の資料: Global Agriculture and Food Security Program (PDF)

コメント

榎本雅仁 国際協力機構(JICA)上級審議役 

当日の資料: TICAD VI (Agricultural Sector) - Initiative for Food and Nutrition Security in Africa - (PDF)

※ このセミナーは公開用に録画されます。

関連リンク

プレスリリース「日本と韓国、最貧国の食糧安全保障の強化に 6000万ドルの追加支援を誓約」(2012年10月12日)

プレスリリース「IFCとGAFSPがケニア商業銀行ルワンダに資金を提供 - 小規模農家の資金調達を支援」(2015年2月11日)

プレスリリース「IFCがカンボジアで農村地域の企業や農業関連事業に対する投融資の拡大を支援」(2015年4月2日)

世界農業食糧安全保障プログラム(GAFSP)(英語)

 

イベント詳細
  • 日時: 2016年10月28日 (金) 午後4時30分~午後6時
  • 場所: 世界銀行東京事務所 東京都千代田区内幸町2-2-2 富国生命ビル10階
  • 言語: 英語・日本語(同時通訳付)
  • 参加費: 無料
  • お問合せ: 世界銀行東京事務所 TEL: 03-3597-6650
  • ptokyo@worldbank.org



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